首都圏では約20%のお子さんが受験中学を目指しています。
それに伴って、家庭教師の需要も伸びてきました。
なぜ、中学受験では家庭教師が選ばれるのでしょう。
大きな理由として中学受験をするのは「小学生以下」のお子さんであることがあげられます。
小学生以下のお子さんの場合、学習塾に通うのは大きなストレスにつながります。
生活の中で塾に使わなければならない時間は・塾に通い、帰ってくるための時間。
・塾で勉強する時間。
これだけでもかなり長くなります。
学校の宿題もしなければならないとなると、「自分の時間」を持つことが難しいでしょう。
子供の時間の「遊び」は、そのまま「伸びしろ・余裕」となります。
ぎちぎちに、ギリギリで学ぶ、大人でもツライような環境は、子供の「心」の面からも、あまり望まれないのだと思います。
帰宅時間が遅くなり夕飯や就寝が遅くなる、行き帰りの安全面が不安、そのような要素も、小学生以下の場合大きな心配事となります。
家庭教師の場合、通う必要はありませんし、宿題も時間内に見てもらえます。
効率的にお子さんのペースで勉強をすすめるので、時間的な余裕もできます。
これが、中学受験で家庭教師が選ばれる理由なのでしょう。
家庭教師の利用率は、全国的にどうなっているのでしょう。
なかなか知ることができない、よそのお宅の家庭教師事情。
ちょっとのぞいてみましょう。
幼稚園生の場合、公立幼稚園の場合14.3%では私立幼稚園では16.9%となっています。
また小学校では、公立小学校で34.1%、私立小学校で36.8%にもなります。
中学校になると、公立中学校で36.0%、私立中学校では28.7%ほどです。
高校の場合、公立高校では21.6%、私立高校では21.0%と、若干数値が落ち込むようです。
では、1か月で家庭教師にかけるお金はいくらくらいでしょうか?
幼稚園では公立幼稚園で平均2,715円、私立幼稚園では平均3,799円です。
また小学校の場合、公立小学校で平均13,180円、私立小学校で平均36,111円に上がります。
中学校に上がると、公立中学校で、平均29,471円、私立中学校で平均26,952円となり、高校になると若干下がり、公立高校で平均15,828円、私立高校で平均22,536円ほどになります。
面白いのは「中学校」、正確に言うと、中学1年生から高校1年生の間だけ、公立中学の方が金額が上がるという事です。
これは、この期間に集中的に学習しようとするためで、塾にかける費用も、同じ傾向にあります。
ただ、「家庭内学習費」という項目に限っては、その期間も私立校の方が高くなっていました。
これは、一般的な受験対策として「家庭教師」「塾」が選択されているという事を表しています。